ヨハネの福音書2章6-11節
6 さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入りの石の水がめが六つ置いてあった。
7 イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
8 イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
9 宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、――しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。――彼は、花婿を呼んで、
10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
11 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。(新改訳聖書第三版)
今日までも、イエス・キリストによって新しく生まれ変わったように人生を変えられた…という人々がたくさんいます。「わたしの人生はイエスによって変えられました!」という告白を耳にします。まるでぶどう酒に変えられた水のように。水とぶどう酒を比較すれば、その差は一目瞭然です。味わい深くて、芳しい香りと美しい色を持つぶどう酒。まったく味もなく香りもない水。イエス・キリストの愛に触れた人々は、ぶどう酒のように味わい深い神の愛と香りに酔いしれ、美しい愛に人生を染められていくのです。
世の中には私たちを魅了するぶどう酒のようなものが満ち溢れているかもしれません。しかしそのようなぶどう酒たちは、最初はよくても、後になるほどにつまらなくなり、興味も関心も薄められていくものばかりです。まるで水で薄められたぶどう酒のように、わたしたちの関心も薄められていくでしょう。
ただイエス・キリストによって現れた神の愛だけが、わたしたちを永遠に酔わせ、永遠に喜ばせてくれる幸福の愛のぶどう酒です。
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