創世記1章26-27節
そして神は、「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。(引用:新改訳聖書)
(説教抜粋)
聖書はその始まりから「神の創造の業」を語っています。そして創造主である神様が、ついに人間をおつくりになられる時、「われわれに似せて、われわれのかたちに人を造ろう」とおっしゃり、その神のかたちにかたどられて人は生まれたのです。
深淵な創造の世界が語られています。神のかたちに造られたところに、人間の尊厳があるような気がしてなりません。広大なあの全宇宙にあって、神のかたちにかたどられ生み出された存在は、人間だけなのです。神様の目に人間は特別であり、愛された存在なのです。まさしく創造は、神の愛による創造に他なりません。
堕落してもなお、人間の内に「神のかたち」は息づいています。罪悪に満ちたこの世界の只中でさえ、聖書は希望を込めて、次のように語っています。
”…新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。(コロサイ人への手紙3章10節)”
私たちに与えられた神のかたちは、造り主である神の、あの栄光に富んだ美しさに似せられていくといいます。私たちの肉体は衰え古くなる一方であるとしても、神のかたちは日々新鮮ないのちの息吹をうけて、成長していくのです。
また同じコロサイ人への手紙1章にも、深淵な真理が宣言されています。
”御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。(コロサイ人への手紙1章15節)”
御子イエス・キリストこそ、私たち人類に啓示された目に見えない神のかたちなのです。私たちはイエス・キリストに似せられていくことができます。イエス・キリストと堅く結ばれて、彼の恩恵によって歩んでいくならば、きっとイエス様のあの栄光に富んだ素晴らしさが、私たちの内から現わされていくことでしょう。
御言葉の励ましを受けて、人生の歩みを一歩ずつ確かなものにしてまいりましょう。
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